プリンスエドワード島旅行記3日目 ~赤毛のアン編~

プリンスエドワード島も訪れてからはや3日目。「プリンスエドワード島旅行記1日目 ~シャーロットタウン編~」「プリンスエドワード島旅行記2日目 ~北海岸&ロブスター編~」に続き、3日目は赤毛のアンを故郷を求めて観光に出掛けました。おそらく日本からプリンスエドワード島を訪れる方はほとんどが赤毛のアンのファンなのではないでしょうか。そう、ここは赤毛のアンの故郷であり、作者のルーシー・モード・モンゴメリーさんの故郷。プリンスエドワード島を訪れたら絶対に外せない赤毛の赤毛のアン巡り、どっぷりと赤毛のアンの世界に浸かってみたいと思います。

赤毛のアンが、そこにいはいました

赤毛のアンが、そこにいはいました

アンの家にいたアン。物語から飛び出してきたかのような快活さで僕たちを出迎えてくれた

赤毛のアンの故郷へ

お世話になるのは「プリンスエドワード島旅行記2日目 ~北海岸&ロブスター編~」でもお世話になったPEI Select Toursさん。赤毛のアンについてはもちろんプロフェッショナルで、素敵なガイドと共に各スポットを案内してくれます。

アンツアーは日本人だらけ!

赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島。実は世界的に見ても赤毛のアンを求めてこの島にやってくる人たちは日本人が多いみたいです。たしかに日本ではアニメやドラマ、ドキュメンタリーや映画などが非常に多く、「赤毛のアン」という存在そのものがよく浸透しています。ガイドさんに聞いても「日本の方だらけですよ笑」とお伺いできました。各観光スポットではちらほら日本語で書かれた案内も見ることができたりしちゃいます。日本人に優しいアンツアー笑 それでは今回も写真つきでお送りします。

出発の準備

朝はまたまた観光に向けてエネルギーチャージ

Elmwood Heritage Innの朝食再び
Elmwood Heritage Innの朝食再び

前日に違わず、素敵な朝食を提供してくれた。物語の中を探検しに行くにはこれ以上ないくらいふさわしい食事。この写真の他にもヨーグルトがたっぷりかかったブルーベリーとイチゴが用意されていた

いざ、赤毛のアンの世界へ

PEI Select Toursさん今日もお世話になります!

ケンジントン駅
ケンジントン駅

その昔プリンスエドワード島を横断していた鉄道が走っていた時に初めて作られた駅。ルーシー・モード・モンゴメリーさんもこの駅を使用してシャーロットタウンに行っていたようだ。そのためか赤毛のアンの世界のブライトリバー駅のモデルはケンジントン駅ではないかと言われている。今ではプリンスエドワード島の鉄道は利用されておらず、ケンジントン駅がレストランになったように、駅舎は再利用され、線路はコンフェデレーショントレイルとしてサイクリングロードになっている

グリーン・ゲイブルズ博物館
グリーン・ゲイブルズ博物館

ルーシー・モード・モンゴメリーさんの親戚のキャンベル家がかつて住んでいた家で現在は博物館として有名。ツアーでは博物館とお土産屋さんのショッピングのみだが、他にも馬車に乗れたり、お茶会に参加できたりする。博物館の中には赤毛のアンの初版本を再現した本が購入でき、モンゴメリーさんの叔母の子孫にあたる館長のパムさんのサインが貰えたりする

クレイジーキルト by L. M. Mongomery
クレイジーキルト by L. M. モンゴメリー

グリーン・ゲイブルズ博物館の中ではモンゴメリーさんが結婚式を挙げた居間などが当時のまま残されているが、中でも僕の目を一番引いたのがこれ!クレイジーキルトと名付けられてしまったモンゴメリーさんのキルトだ。裁縫が大の苦手だった彼女が長い時間をかけてやっと作り上げた、努力の固まりにクレイジーとつけられてしまうのはなんともやるせない笑 このブログのマスコットキャラクターの「いざ」を作るのにも苦労したから裁縫の難しさは少しは分かるよ、モンゴメリーさん!

輝く湖水
輝く湖水

グリーン・ゲイブルズ博物館のすぐ側にあるバーリーの池。赤毛のアンの世界ではアンにより「輝く湖水」と名付けられている。その名の通り美しく輝いていた

フレンチ・リバー
フレンチ・リバー

ひたすら風景が美しいスポット。絵葉書などでもよく使われる風景。向こうに見えるカラフルな建物が見える

ルピナスも数多く自生
ルピナスも数多く自生

フレンチ・リバーにはとんでもない数のルピナスが自生している。個人の庭が含まれているらしいので足を踏み入れる際にには要注意だ笑

モンゴメリーさんの生家
モンゴメリーさんの生家

モンゴメリーさんの生家も訪れることができる。ここで母が亡くなる2歳少し前まで過ごしたようだ。

モンゴメリーさんの部屋
モンゴメリーさんの部屋

赤ちゃん用の小さなベッドがある。全てはここから始まった

お昼ご飯は丸ごとロブスター!
お昼ご飯は丸ごとロブスター!

Fisherman’s Wharf Lobster Suppersにて前日に続きロブスターをがっつり頂く。身が詰まってて美味しい~

プリンスエドワード島国立公園
プリンスエドワード島国立公園

遠目にビーチが広がっているのが分かる。水温はそんなに高くないらしいが、この時期はビーチが大人気らしい。なんでもカナダでは真っ黒に焼くことが一種のステータスになるんだとか。トライオン岬も遠くに望むことができ、サンセットなども楽しめるようだ。赤土が非常に特徴的。

モンゴメリーさんのお墓
モンゴメリーさんのお墓

お墓が観光スポットになってていいの!?と一瞬戸惑ってしまったがいいらしい笑 お墓の入口にもモンゴメリーさんがここで眠っていますよという表記があり、彼女自身のお墓も綺麗な花で彩られていた。ご主人と共に葬られており、墓石にはお二人の名前が記されている。ここで面白い話がありモンゴメリーさんは綴りに対してとてもうるさかったとのこと。旦那さんの名前がEwen Macdonald というものに対して、Ewanの方が素敵ということで墓石にまで影響してしまった。偉大な作家ならではのストーリー。Anneも確かにAnn with eと言われてたなぁとしみじみい

キャベンディッシュ合同教会
キャベンディッシュ合同教会

こちらは外から撮影のみできた。かなり古い教会の一つでモンゴメリーさんも通っていたらしい。オルガンも弾いていたのだとか

グリーンゲイブルス郵便局
グリーン・ゲイブルス郵便局

キャベンディッシュ合同教会のすぐ横にある郵便局。モンゴメリーさんの祖父が郵便局長をしていた影響で、モンゴメリーも郵便局で働いていた。こちらの郵便局は当時のものとは違い、せっかくなのでということで似ている建物を新しい郵便局として移築したらしい。ここから出される郵便物はグリーン・ゲイブルズ消印が押されるので、カナダからポストカードを送りたい!という方は是非グリーン・ゲイブルス郵便局で出してみてほしい。出しそびれてもガイドさんにどこかしらのタイミングで渡しておけば出しておいてくれる。中の簡単な博物館みたいな部分は動画を含め日本語でがっつり楽しめる

グリーン・ゲイブルズ・ハウス
グリーン・ゲイブルズ・ハウス

赤毛のアンの家になんと訪れることができる。非常に可愛らしい家で、家の中は書く登場人物の部屋や台所、裁縫場所などが再現されている。家の周りの空間も含めて赤毛のアンの世界そのまま。

恋人の小径とお化けの森

戻ってきたらなんとお祭り

夕方にバスツアーから帰ってきて、シャーロットタウンに繰り出してみたら、なんとダイバーシティフェスティバルなるもが開催されていました。早速参加です。

ダイバーシティフェスティバル
ダイバーシティフェスティバル

プリンスエドワード島で行われる様々な国の文化や食事を集めたお祭りらしい。ご飯を食べたり、ライブを聴いたり、ちょっとした体験を行うことができる

もちろん日本も参加!
もちろん日本も参加!

けん玉や折り紙などの文化が体験できるブースになっていた。どうやらプリンスエドワードアイランド大学に通っている生徒さんが運営しているらしい

赤毛のアンの世界に浸かり、プリンスエドワード島観光終了!

プリンスエドワード島観光の目玉ともいえる赤毛のアンツアー、天気もにも恵まれ、憧れていた世界を訪れることができ、最高でした。「プリンスエドワード島旅行記1日目 ~シャーロットタウン編~」「プリンスエドワード島旅行記2日目 ~北海岸&ロブスター編~」、そして3日目の「プリンスエドワード島旅行記3日目 ~赤毛のアン編~」、どれをとっても大充実でプリンスエドワード島にやってきてよかったなと思います。カナダには観光できる場所が多くありますが、是非皆さんにもプリンスエドワード島を訪れてみてほしいです。また旅行に出かけたいなぁ!!^^ そして最後におススメのレストランで締めます笑

THE GAHAN HOUSE

THE GAHAN HOUSE

雰囲気最高のレストラン。ビール醸造所直営で地ビールを楽しむことができ、この場で買って持って帰ることもできるのでビール好きな方には是非訪れてみてもらいたい

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