夜通しアート祭りNUIT BLANCHE TORONTO
トロントで行われた１年で１日限りの夜通しアート祭りに参加してみました！真夜中にも関わらずトロントは活気に溢れ、街全体がアートに染まりました。
トロントがアートに染まる夜
トロント市庁舎の前はアートの出し物でいっぱい！
NUIT BLANCHE TORONTOとは
NUIT BLANCHE TORONTO(ニュイ・ブランシュ トロント)とは英語でいうところのWhite Night Toronto。つまり白夜を意味します。白夜とは一日中日が沈まない現象のことを指しますので、一日中夜通しアートを楽しもうぜ！というイベントです。国内外から集まるアートの幅はとても広く、絵や音楽、空間や光などを利用した様々な現代アートは必見の価値ありです。12回目となる2017年は、9月30日に開催されました。日没から開催され、場所はトロントの街全体です。参加費は無料となります。
街全体のどこでどんな展示があるかが分かるマップ
イベントを楽しむのには必須のマップ。かなりの数のアートが至る所で展示されているのが分かる
早速NUIT BLANCHE TORONTOに参戦！
実はこのイベント、当日まで存在に気付いていませんでした笑 Facebookのフィードに流れてきてようやく気付き友達に即連絡。気付いてから外出まで爆速で行動しての参戦です！アートに疎い僕に果たして理解できるかは些か不安ではありますが、フィーリングで頑張ります。
真夜中にも関わらずこの人出
深夜11時にも関わらず子供からお年寄りまでこの人出。芸術の街トロントならでは。気付いて外出できてよかった笑
各展示物の近くには看板が
それぞれの展示の近くにコンセプト等が記載されている看板があり、迷うことはない。作品に込められた思いも触れることができるのでしっかり読もう
櫓からメッセージを広げ落とす
早速自分には変化球的なアート。様々なメッセージを上から広げて落としていた。まず使われている単語が難しくて読めなかった・・・
街中の馬
馬を街の中で歩かせるアート。自然と文明の対比を狙ったものな気がした
映像の中でコーラスをする女性たち
映像と音を使ったアート。内容はよく分からなかったが惹き込まれる何かがあった
法廷に映像を映し出す
法廷にプロジェクションマッピングを施すアート。これは見ていて気持ちが良い
車とのコラボ
SUBARUとコラボレーションしたアート。下の建物の中で撮影した映像が壁全体に大きく映し出される
トロント市庁舎の前はアートの密集地！
NUIT BLANCHE TORONTOで一番栄えているのがトロント市庁舎前です。人に溢れ歩きにくくはありますが、一度に多くのアートに触れることができます。
トロント市庁舎前では様々な展示が
並んで入る貨物用コンテナや、気球が飛ばされていたり、ライブ活動が行われていたり、と様々な形でアートが展示されている
貨物用のコンテナでは革命の展示
興味深いのが貨物用のコンテナ。各コンテナでは世界の革命に纏わる展示がされている。等身大のチェゲバラなども見られた。ちなみに写真では「いざ」の人形が展示に溶け込みすぎていて、パクった疑惑を持たれた笑
トロントのアートな部分に触れてみよう！
大都市トロントは最新的な技術や文明に触れられる以外にも、アート的な側面でも栄えています。そのため街には様々なミュージアムがありますが、今回のNUIT BLANCHE TORONTOはそのアート的な側面を前面に押し出したイベントと言ってよいでしょう。世界中のアーティストがトロントという街全体をミュージアムにして、1年に一度だけ夜通しで行われる、アート一色のイベント。特にお金もかからないので時期さえ合えば是非ぶらりと出かけてみたいイベントです。街を歩き回るだけでも普段見られないトロントが見られて楽しいですよ！