7月1日はカナダの日!建国150周年を盛大にお祝い!

2017年7月1日はカナダが建国されてからちょうど150周年の日でカナダに住んでる人たちにとってとても大事な日でした。その瞬間に立ち会える形でカナダにいられることが非常に幸運で光栄なことと噛みしめ僕も街に繰り出してみました。

カナダ150周年

カナダ150周年

1867年7月1日に建国されたカナダ。150周年という節目はとても大きい意味を成す

カナダは建国されてまだ150年!

1867年7月1日から建国150周年という言葉を聞いて皆様はどのような感想を持つでしょうか?長い?短い??おそらく日本出身の方に取ったら短い!と感じるでしょう。「え、カナダってそんなに歴史浅いの?」この疑問はある意味ではあっています。カナダは国としてはできたばかり、日本ではちょうど明治時代が始まったくらいの頃です。では本当にカナダという国にまつわる歴史自体が浅いのでしょうか?実は今でこそ独立国となっているカナダはイギリスに支配されていた時期があるんです。もの凄く正確に言うと1867年はイギリス連邦内の自治領になった年となります。

国王はイギリス国王!?イギリスゆかりの文化や地名もたくさん!

1931年に事実上の独立国家になったとはいえ、カナダはイギリス連邦加盟国。国王はイギリスの国王が当てはまります。2017年現在は1952年から続くエリザベス2世です。街中にある地名には様々な要所でイギリスの名前が使われています。面白いところでは「ロンドン」などもあるんです。そしてカナダの英語、特に書きの分野ではイギリス英語が色濃く残っています。「Centre」これを見て違和感を感じますか?きっと日本で英語を勉強していた方は「Center」じゃないの?と思われるでしょう。「Center」はアメリカ英語、「Centre」はイギリス英語です。このようにイギリス英語の要素がちらほら見られるのは、かつての歴史を感じられて楽しいですね。

トロント街中に繰り出してみた

さて、せっかくの150周年、家で過ごしているだけではもったいない。カナダの建国記念日ということで6月30日から7月3日までは祝日カナダデーということもあり、カナダで住んでいる方たちはこぞって外にお出かけします。僕もぶらりと散歩に出てみました。

でっかいアヒル

でっかいアヒル

突如オンタリオ湖に現れたでっかいアヒル。でっかすぎて世界一のアヒルらしい・・・?なんでここにいるのか不明。誰か教えて

露店もたくさん

露店もたくさん

この時期は露店が多いカナダ。150周年ということで今日も多くの露店が出ていた。あれ・・・?Nintendoさん・・・??

CNタワーも150周年お祝いライトアップ

CNタワーも150周年お祝いライトアップ

トロントの顔であるCNタワーではいつもより鮮やかにライトアップがされている。レインボーは以前行われていたPRIDEパレード(LGBTを含め自分らしく生きましょうパレード)に関するものなのかな?ちなみに花火も盛大に打ち上げられた(写真撮り忘れた)

カナダはみんな大好き

カナダはみんな大好き

とにかく多くの人がカナダをお祝いしている。赤と白とメイプルと、それがカナダ

またカナダは次の50年へ

誕生してから150周年のカナダ、多種多様な文化と共に多くの人が楽しく生きていけている国なのは間違いありません。しかし、順風満帆で幸せな国、とは完全には言い難くカナダでも多くの問題が存在しています。路上にはホームレスの方々が多くいたリ、家賃が高騰し続けたリと、僕が普通に生活しているだけでも身近にそれを感じることができます。もちろんそこは問題視されていて、カナダでは改善に向けた動きもあるみたいです。200周年にむけたこれからの50年、カナダはどうなっていくのでしょうか?カナダ国内に浸透している日本の文化はここ10年くらいで爆発的に増えているみたいです。50年後だったら僕もなんとかまだ生きていることができそうな気がします。まだ国としては生まれたて(?)のカナダ、今後どのような国になっていくかがとても楽しみですね♪