仲の良い友人がトロントでの留学を終えて帰国した話

1月28日はこちらで友人になった日本人Aが日本に帰国する日でした。よく一緒に遊びまわったメンバーの一人が帰国するのは寂しいものです。たくさんの国、世代の人たちと出会えるのがトロントでの留学の醍醐味ですがその分別れが多すぎて寂しくなる時も多いです。今回はひと際仲良い友達だったので前日ステイ飲みからのトロント・ピアソン国際空港まで見送りをしました。

トロント・ピアソン国際空港で食べたラストご飯

トロント・ピアソン国際空港で食べたラストご飯

多分東南アジア系の謎の食事。トロントで食べるラストご飯がこれでいいのか

留学生活は出会いと別れのオンパレード

今までブログで何回か書かせて頂いていますが、留学生活は出会いと別れが本当に多いです。特に語学学校に通っているとそれが顕著で、毎日のように新しい友達ができて、毎週のように誰かとお別れ、というスパイラルでした。1年単位で付き合える友人というのは本当に少ないのではないでしょうか。南米系だと留学期間も短く1か月という方が非常に多いです。またアジア系になってくると今度は高校生や大学生が多いので、長くても6か月という方が多いです(もちろん例外はいます)。そしてそもそも絶対数が少ないヨーロッパ系も似たような感じになります。そして一番大事なのがそもそも長くても留学時期があまり被ってない、ということもあります。僕が語学学校に通っていたこの3か月間で出会ってきた友人の中で1年単位で付き合っていけそうなのは、20代後半の日本人2人、台湾人1人、イタリア人1人です。別れはその十倍以上。そう考えると少し寂しい気持ちにもなります。

しかし世界中に友達がいることは誇らしい

例え1か月ほどしか一緒にいられなかった友人でも、共通の目的をもって同じ教室で真剣にかつ楽しく授業を受けたという経験は絆を急速に深めてくれたと思います。そしてその友人達が今世界中にいるというのは単純に嬉しくもあります。世界中で自分の友人が活躍していると考えると誇らしいです。「俺世界中に友達いるんだぜ」なんてことも言えちゃいますね笑 また、旅行先に友人がいる、ということも凄く素敵なことじゃないでしょうか。その友人に会いに行くという旅行する理由が一つ増え、また実際に行ったら地元の知見を活かして案内もしてもらえるわけです。もちろん日本に来てくれたら喜んで案内したいです。そう考えると非常に楽しい気持ちになります。ペルーの友人も出来たのでマチュピチュとか簡単に行けちゃいます笑

韓国人とは良き飲み仲間
韓国人とは良き飲み仲間

かなり増えた韓国の友人。お酒を飲むのが大好きな彼らは良き飲み仲間

現地の方との交流が留学中にずっと関われる友人作りのコツ

自分が長期滞在の場合、語学学校だけで友人を作ってしまうと最終的に一人ぼっちになります笑 そのため現地のカナディアンとの交流も深めることが色々な意味で重要です。語学学校に通っている間の現地の方と出会うコツは2つ、よく開催されているランゲージエクスチェンジに参加するか、友人に紹介してもらうか、です。語学学校を卒業した後など自分の時間を使えるようになればボランティアやアルバイトでもチャンスも出てきます。ちなみにランゲージエクスチェンジの場所と時間などはMeet upというサイトで簡単に見つけられます。

仲良い友人とのラストイベント

始めてILACに入学してクラスに入った時にいた日本人Aは僕より3か月早くトロント入りしてILACに通っていた大学生でした。ちょうどクラス替えの時期に僕が入ったので、AにとってもNewクラスだったのですが、非常に社交的で初対面でも無邪気にすぐ話しかけ仲良くなれる、というスキルを持っていて驚かされたのが第一印象です。もちろん僕にも例外なく陽気に接してくれ、緊張をほぐしてくれたのを思い出します。途中クラス解体という事件がありAとは一回別のクラスになったのですが、楽しいから来いと、今では最高だったと言えるクラスに呼び寄せてくれました。遊びの時にはだいたい一緒で、途中からは同じクラスの台湾人Jも含めて3人で色々なところに行きました。多分トロント来て一番一緒にいた時間が長い友人の一人だと思います。ILACも卒業するタイミングが同じで嬉しかったのですが、大学生なので卒業と同時に日本に帰国なのでお別れをしなければいけません。Aの帰国日はILAC卒業日の次の日の1/28。ラストイベントは1/27の放課後に仲の良いクラスメイトを集めて食事、その後トロント・ピアソン国際空港近くのホテルでステイ飲み、次の日に出立というものでした。

The boil barで海鮮を楽しむ

放課後のディナーはThe boil barというBloor-Yonge駅から歩いて行ける場所で海鮮料理を楽しみました。けっこう特殊な食べ方でどこの国流なのかがよくわかってないのですが、注文した食事はまずビニール袋の中に入れられて持ってこられます。そして手袋をつけてその袋に手を突っ込んで取り出して食べる、というスタイル。初めての食べ方でしたが非常に美味しく、ワインを飲みたくなりました笑

ビニール袋の中でboilされた海鮮たち
ビニール袋の中でboilされた海鮮たち

全然うまく写真が撮れない笑 Aの要望でほとんどの味をスパイシーにした。映ってないがロブスターも食べた

新年快樂!台湾の旧正月
新年快樂!台湾の旧正月

2017年の1/27は台湾の旧正月だったらしく、台湾人Jがお年玉をくれた!新年快樂(しんにぇんくわぃらー)!!

Best Western Plus Toronto Airport Hotelでステイ飲み

飲むのが大好きなAとラスト飲みをしました。空港まで無料送迎付きのホテルだったで安心して飲むことができました。お酒は僕が用意して、お菓子も別に買い込んで持ち込み、飲み、語り、遊び尽くしました。Best Western Plus Toronto Airport Hotelは朝ごはん付きで価格も安く、自販機やランドリーなども充実していて、トロントに来る方には普通におススメです。

Best Western Plus Toronto Airport Hotel
Best Western Plus Toronto Airport Hotel

トロント・ピアソン国際空港に近く無料送迎もしているので、トロントに来た一日目、もしくは最終日の滞在にぴったり

朝ごはんはビュッフェスタイル
朝ごはんはビュッフェスタイル

パンだけでも結構種類がある。ポイっとオーブンに入れるといい感じに焼きあがって自動で出てくるのが面白い。他にもエッグやソーセージ、シリアル、フルーツなどなど定番の朝ごはんが自由に好きなだけ取れる

朝から結構食べる

目移りするくらい美味しそうなものが多かったので結構取って朝からがっつり食べる。ベーグルもたっぷりソーセージを挟み込んでご機嫌。ここでお気づきかもしれないが1人いない。Aは部屋で寝ていた

一期一会が意識される留学生活

Aをトロント・ピアソン国際空港で見送り、お別れをしました。最後はJ含めて「Toronto」と書いたパーカーをあげて一緒に着たリ、手紙を書いたり、などなど自分自身で「青春か」と突っ込みたくなるくらいのことをしました。それくらい大事な友人だったAが一足先に日本に帰ってしまったのはとても寂しいですが本当に出会えたことに感謝しています。多分これからまた色んな別れがあるのだと思います。一つ一つの出会いを大切にし、一つ一つの瞬間をその方々と大切に過ごさなければいけないなとしみじみと感じました。この限られた時間を後悔しないように過ごしていきたいですね。