ゼルダ伝説のコンサートを観にトロントのSony Centreへ!

以前Nintendo Switchと共に購入したゼルダの伝説ブレスオブザワイルド、今回はそのコンサートがトロントで行われる、とのことでトロントのSony Centre for the Performing Artsを訪れました。ゼルダの伝説好きにはたまらない音楽の数々、そしてカナディアンならではの演奏の楽しみ方で感動でいっぱいの一日でした。

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド

2017年3月にNintendo Switchと共に発売された、歴史あるゲームであるゼルダ伝説シリーズの最新作。カナディアンにも多くのファンがいる。このコンサートは世界中で行われる

Sony Centre for the Performing Artsとは

1960年にオープンしたカナダでも最も大きいエンターテインメント施設の一つ。3000人強の収容が可能で大きなコンサートはこのSony Centre for the Performing Artsで行われるようです。

SONY Centreの入口からはCNタワーが綺麗に見える

SONY Centreの入口からはCNタワーが綺麗に見える

キング、ユニオンと言えばかなり整備されている綺麗なエリアだけあって、環境が非常に良い。CNタワーもばっちし綺麗に見られる。

入口には多くの人が!

入口には多くの人が!

一時間前に着いたつもりがこの列。ゼルダのコンサートだけあって、ゆかりがある服や帽子をしている方が多い

入ってすぐの撮影大会

入ってすぐの撮影大会

スクリーンはもちろん、ゲームキャラクターに扮したコスプレも大人気で写真撮影をする人がとても多かった。本日のMVPはちらっと映ってるリンク(主人公)の格好をした子供

コンサートホールの様子

コンサートホールの様子

ステージは広く、席も円形及び階段状になっているのでどこからでもしっかりと鑑賞することができる。この席はかなり前の方で、後ろ、及び二階席にも多くのお客さんが入る様だ。今回はゲームのコンサートということで画面を音楽と連動させている。日本では写真撮影が厳しく取り締まられているがカナディアン曰く、演奏前などは全然良いそうだ(案内すらなかった)。

カナディアンのコンサートの楽しみ方は日本と全然違う!

今回自分が大好きなゲーム音楽のコンサートということもあり、単純にそれだけでも物凄く感動したのですが、カナディアンのコンサートの楽しみ方にもかなりの衝撃を受けました。皆さんはコンサート、というとどんな印象を受けますでしょうか?僕は静かな空間の中、演奏者たちの音楽だけが空間を満たし、僕たちはその中に浸り、終曲後は指揮者が礼、お客さんが拍手、というものがコンサートのイメージです。色んなコンサートに参加してみていますが大体は合っていると思います。いくらゲームのコンサートであろうと、選りすぐりのプロの楽団の演奏も加え、ある程度はその枠に収まると思っていました。実際に僕は日本でも「ゼルダの伝説」や「Final Fantasy」のコンサートを鑑賞していますが、お客さんは基本的に大人しいです(盛り上げどころなどでは少しノリが変わります)。ところがカナディアンのコンサートは全く違いました。初っ端から声声声、イントロが始まった瞬間「ワァァァ!フゥゥゥ!」という盛り上がり。指揮者も演奏者も超ノリノリで、終曲後は指揮者自らお客さんを煽るパフォーマンス。何もかもが想像を超えて驚愕でした。途中途中で日本人制作者のメッセージ動画が流れたのですが、逆に動画の方々に対して「なんか会場のノリに対して淡泊すぎる・・・!」と違和感を感じてしまうレベル(それでもカナディアンは大喜びでメッセージを聴いていました)。映画館でも感じた似た衝撃を、更に強く感じた今回のトロントでのコンサート。一言でいえばカナディアンの壁を作らない素直な国民性や文化から来ているのではないのかなと思いました。誰に対しても優しく誰に対してもWelcomeで真っすぐなカナディアン、その特徴が今回色濃く感じることができました。正直僕は今回の楽しみ方に関しては日本と比べてこっちのほうが好きだなぁと感じます。聞いてる側も全力で楽しみ、演奏者も反応をダイレクトに受けるので演奏のし甲斐があるだろうなと羨ましくも思いました!もちろん静かな方が好きという方も多々いらっしゃるかもしれませんが、実はコンサートで周りを気にせず声あげてみたかったんだよね!と我慢している日本にいる方、コンサート目的で海外に出てみてもいいかもしれませんね^^