今回友達に誘われてトロントからTobermoryへ小旅行をしました。自然に溢れる国立公園、小さな街とブルワリー、透明で青い湖などなど、大都市トロントから小旅行するにはぴったりのTobermory。弾丸日帰りツアーでタフな一日でしたがとても充実した一日でした。
カナダの青の洞窟と言われる場所。このように美しい風景を楽しむことができる
日本語で検索するときはトバモーリ。トロントから北へ300km弱行ったところにある、湖で有名な観光地です。大小様々な湖が周辺に広がり、キャンプやハイキング、水遊びなどを行うことができ、大自然を満喫することができます。湖に面する港からはフェリーも出向しており、湖に浮かぶ島に渡り散策することができます。街にはブルワリーもあるのでビールが大好きな方にもおススメの素敵な場所となっています。
Tobermoryの街自体はとても小さな街となっています。港周辺にお店が集中していて、主に飲食関係とお土産屋さんが多くなっていました。
長距離をドライブしてきてついに到着!と思ったら、ここ・・・?といった感じ。どうやら大々的に宣伝しているわけでもなく人が自然と訪れる場所らしい
着いたらまずは是非寄ってほしい場所。ノープランで行ってもおススメポイントをがっつり教えてくれる。僕たちも色々教えてもらって、時間感を把握してから今日のプランを確定した
栄えててもこんな感じ&超短いストリート。港周辺にも飲食店とお土産店が並ぶ
漁をする!というわけではなく観光用のフェリーが多く並ぶ。自分の船やカヌーをここから着水させていくのもアリなようだ
Tシャツや雑貨などが買えるお土産屋さん。下で触れているブルワリーゆかりのお土産屋さんもあり、ビール用のグラスも買える
ブルワリーが存在するTobermoryではレストランでビールを楽しむこともできます。お得な値段でテイスティングもできるので、お昼ご飯と共に地元のビールを楽しんでみました。
Tobermoryのブルワリーを目指す方はこちらが目印
バーカウンターもあって良い感じ。外にはパティオもあるので、港を見ながら楽しみたい方はそちらでも良い
テイスティングは5ozのビールが6杯で$12というリーズナブルさ。リブステーキとの相性は最高だ
フェリー観光では灯台と沈没船を巡り、その後フラワーポット島に届けてくれる。圧倒的な透明度を誇る湖でのフェリー観光は湖の底を上から見て楽しむことが一つの観光になっています。フラワーポットとは日本語で植木鉢。その名の通りフラワーポットの形をした石があり、そのフラワーポットを巡ったり、泳いだり、ハイキングを楽しむことができます。
インフォメーションセンターの方曰く2社が代表的なフェリーカンパニーで、すぐ近くにあり並んでいる。フェリーの底が透明になっていているものや、島には渡らずにフェリーだけ楽しむツアーなどもある。島へはこのタイミングで何時の帰りのフェリーに乗るか決められるので、自分に合わせたプランを選ぶことができる。全体的にはさらに+2時間ほどみておけば良い
今回はジェットボードでスピードを出しつつ、灯台と沈没船を巡るツアーに参加してみました。
要所要所で船頭さんがお話をしてくれる。中々英語を聞き取るのはハードだが雰囲気で楽しい
直前に雨が降っていて曇っていたがはっきりと沈没船が観られる。画像検索でもすぐ出てくるのでこの沈没船を観に来る人が多いと思う。晴れてたらもっとくっきり見えるに違いない。
海じゃないかと思えるくらい広大な湖には必須の灯台。意外とコンパクトで可愛い
一通りのフェリー観光が終わったら一気に加速して島へ。フラワーポットを求めていざ、上陸です。
大体全部をじっくり巡るのに3時間ほど。湖岸沿いだけであれば2時間もあれば十分。一周してみたかったので2時間半後に帰りのフェリーに乗ることにした。ちなみにトイレなどはしっかりあるので長時間滞在も安心だ
右手には湖、左手には林が広がるゆったりとした遊歩道。散歩目的で歩くのも良い
ラージのものとスモールのものの二つがある。長い年月をかけて雨風により削られて出来た自然の作品。100年前はもう一個あったみたいだが崩れたらしい。そのためかスモールの方はセメントで補強されていた。水着の方々の姿が見られる通り、この島では泳ぐ目的で訪れている人も多いようだ
一番奥には灯台守の家があり、今では博物館のようになっていて、かつての生活を知ることができる。お菓子や飲み物もここで購入することができる
時間がない場合は湖岸沿いをおススメするレベルで島の内部の遊歩道は少し歩きにくい。しっかりとした靴の用意が必須だ。しかし自然の中を歩いて行くのは空気も美味しくとても気持ちが良い
観光場所としてはこちらも有名なようです。Tobermoryの街から道を戻って、脇に入ったところに目的地とするブルースペニンシュラ国立公園の入口があります。Google Mapなどでは青の洞窟の名前の「Grutto」で検索するとどこで曲がれば良いかが出ました。入口にはゲートがあり、入場管理を行っています。この季節は大変混みあう季節なので、遅めにきてしまうと車で入場することはできないようです。僕たちは午前11時くらいに一度整理券を取りにきましたが、17時以降の入場となりました。
ゲートではマップ付きパンフレット貰える。マップにはパーキングへの行き方と、この国立公園での観光スポットが分かりやすくマーキングされている
こちらのマップは是非先にチェックするべき。こちらの公園はフラワーポット島以上に道が険しいので、先に把握しておけると良い。ちなみに僕たちは気付かず歩いた・・・
行きはしっかりと整備されている道でだいぶ歩きやすい。ご年配も多く、どうやら散歩目的で訪れる方も多いようだ
歩いていると左右に湖がぽんぽんと出てくる。湖岸でのんびりするのもアリだ
一番奥まで来るとここ近辺最大の湖ヒューロン湖の東に続くジョージア湾が広がる。ここ、Indian Head Coveはその名の通り入り江で、水遊び目的で訪れる方が非常に多いようだ。ちなみにここから道の難易度が跳ね上がり、岩がごつごつして歩きにくくなる
コースに沿って歩いてどんどん岩山を登っていく。先ほどのIndian Head Cove全体を見下ろすことができる
飛び込み禁止の看板があるにも関わらずカナディアンはバンバン飛び込む。めっちゃ高くて怖いのに、スッと飛び込んで、また岩山を登ってくるハードな遊びに子供から大人まで興じている
湖岸沿いに移動して青の洞窟と呼ばれるGrutoに到着。この日は天気があまり良くなかったのでこれくらいだが、もっと色が鮮やかになるらしい。それでも美しい
こちらも泳いでる方が多い。青の洞窟で泳げるなんてなかなかできないので凄く楽しそうだ
撮影している場所の真下が洞窟。洞窟に降りるのは難易度がかなり高い。慣れているカナディアンは小さい子供と共に簡単に降りるが、普通にかなり危険。降りたい方はカメラに映ってる崖から降りるか、左手側に小さい穴があり垂直に降りていけるのでそちらから
最初以外難易度の高い道が多いが、こちらのブルースペニンシュラ国立公園は訪れる価値が絶対にある。広がる絶景は時間を忘れるほど魅せられる
今回Tobermoryへの一日弾丸ツアーを行いましたが充実しすぎてて一日じゃ足りなかったなー、と言った感じでした。湖でも泳いでみたいので次訪れるときは絶対に水着を持ってきて、キャンプもしたいと思います。トロントからは結構距離がある場所なのでそう言った意味でもこれから行こうかなという方には、1泊2日以上がおススメです。しかし泳ぐ際に注意したいのは、基本的には砂浜ビーチというものは見かけられなかったので、岩場で遊ぶという感じになります。また監視員さんなどもいないので、リスク管理はしっかりと行いましょう。