トロント社会人留学体験振り返り

カナダのトロントへの一年間のワーキングホリデー生活が終わりました。勤めていた会社を辞めて、初海外留学。このワーキングホリデーで学んだこと、思ったこと、良かったこと、なんでも振り返ってみたいと思います。

カナダのトロント留学楽しかった!

ワーキングホリデーを利用しての留学はとても有意義で楽しかった!

トロントに社会人留学して

今回トロントにワーキングホリデーというビザを用いて留学。最初の3ヶ月間は語学学校に通い、その後は働いて残りの期間を過ごしました。一般的な留学体験だと思いますが、その体験を通してたくさん学んだことや思ったこと、良かったことがあるので書き綴ります。これから留学を考えている方にとっては間違いなく参考になる情報だと思いますので、ご覧ください。ちなみに英語圏に留学する前提で書いてます!他の国の方々は英語の部分をその国の言語に置き換えて読んでみて下さい!

◆これから留学を考えている方へのアドバイス!

自分の留学体験を通して、これから留学を考えている方向けに意識してみて欲しいことをまとめてみました。是非参考にしてみて下さい 。

留学エージェントは現地の(現地にもいる)エージェントを使おう

留学エージェントは間違いなく使ったほうが良いと思います。そして、現地に(も)オフィスがある日本系エージェントを使ったほうが良いです。言い換えれば日本だけでサポートをしているエージェントは使わないほうが良いでしょう。実は留学行く前ってたいして困りません。ビザの手配とか大変そうって思うかもしれませんが、日本で困るより現地で困るほうが遥かに大変です。そして、基本サポート無料のところを使いましょう。最近ようやく日本でも採用されてきた方法ですが、現地のエージェントは基本的には相談に来たお客からはお金を取らないはずです。お金をお客から取らない代わりに、手配先の学校やホームステイ先からマージンを受け取ります。しかも学校などは特別割引有りで紹介してくれたりするので、とにかく留学する側に取ったらお得以外何もありません。仮に学校に入らないとしても、将来的な顧客として期待されるはずなので、まずは相談してみると良いでしょう。ちなみに日本だけで営業しているエージェントは2016年くらいまでは相談料や手配料で数十万単位で取るというひどいサービスでした(今変わっていってるみたいですね!)。とにもかくにも現地のオフィスを利用することで、安い、クーポンも手に入る、困ったとき相談行ける、勉強は捗る、情報は増える、仲間も増えるなど美味しいことだらけなので、現地の日本系の無料エージェントを使うことをおススメします!!ちなみに日本系と推している理由は友人たちの話を聞いて日本系のエージェントのサービスや対応が、海外系のエージェントより良いと感じているからです!!!

ビザはワーホリと学生ビザと併用すればお得

こちらの話はワーキングホリデーを利用する方で、語学学校も考えている方に限りますが、そういった方はまず学生ビザで渡航すると良いでしょう。学校に行きながら働きたいんだ!という方はまた話が別になりますが、勉強するだけなら学生ビザで滞在が可能です。ワーキングホリデービザは1年間という有効期限があるので、学生ビザで滞在できるのに、そちらを使っちゃうのはもったいないです。現地での切り替えは国境を一瞬渡り再入国する必要がある、など多少めんどくさいながらも、トロントからであればナイアガラの滝に行けばいいだけなので観光がてら行っちゃえば良いでしょう(バスで2時間程度)。ワーキングホリデーのビザは「なにしても良い!」という最強のビザなので、とにかく大事に取っておいたほうが良いです。

語学学校は文法と友達作り!

語学学校に入る目的は文法を抑えることと、友達作りだと思ったほうが良いでしょう。入ったら英語が話せるようになるんだ!そんな ことはないです。会話に特化しているわけではない通常の語学学校では、普通に学校の授業みたいなものがあると思ってください。もちろん内容は全て英語で、かつプレゼンなども英語でするため、英語力はつくと言えばつきます。しかし、多分想像よりは会話力を伸ばすことはできないでしょう。あくまで語学学校は文法をがっちり固めるところ、語学そのものを学ぶところ、という認識をしておいてください。多分日本人が出来ないのって圧倒的に会話で、文法などはある程度出来ちゃうと思います。そんな方は物足りなく感じるかもしれません。そう言った方は現地の野生の先生を探してみると良いでしょう。英語を個人で教えている方々が実は結構いらっしゃるのですが、その方々の英語指導は非常に実用性があり、会話に特化しているケースが多いです。クラシファイド(カナダならe-Maple)や友人づてに探してみることをおススメします。しかし、語学学校自体を否定しているわけではありません。学術的なコースを取りたい、大学に進学したい、と考えている方はむしろ語学学校が非常に有益です。また、多種多様な人種の方々と出会えるのも語学学校ならでは。世界中に様々な年代の友達が出来るチャンスは滅多にないので、そういった意味では語学学校は通ってみても良いでしょう。ちなみに僕はそちらの方向で通って本当に良かったと思ってます。

英語は最初からある程度できておくべき

海外に来て英語を学びたい!と考えている人向けですが、英語は最初からある程度できておくと良いでしょう。現地でできるようになるっしょ、と思ってる方、なりません。1年いて分かったのは1年で伸びる英語力などたかが知れたもの。しかもその伸び幅は行った時に元々持っている力に依存します。せっかく海外に来ておいて、日本でもそれくらい学べちゃうよねくらいの英語力で終わるのはもったいないです。海外に来たならば海外でしか体験できないような経験をしたいでしょう。特にアルバイトなどを考えている方はその幅が思い切り変わります。良い機会を逃さないためにも最初からある程度は英語力があると良いでしょう。僕ももう少し英語頑張って勉強してくれば良かったなぁと思いました。目安程度ですが行くときにTOEIC800点以上あれば楽しくて充実した留学ライフが送れる気がします。

ランゲージエクスチェンジやミートアップを活用しよう

海外留学をしている以上、人との出会いの回数は極力増やしたいところです。語学をお互いに教え合うランゲージエクスチェンジや、様々な目的に沿ってあるミートアップ(ランゲージエクスチェンジもミートアップの一部)は非常に良い機会でしょう。その場で気の合う友達などが作れ、共に行動できるようになれば最高です。英語を使う機会もぐんと増えるでしょう。気軽に参加できるものが多いのでまずは参加してみることをおススメします!日本人女性はかなり人気なので、女性の方は変な出会い目的の人には引っかからないように注意してください。

留学先はマイナーなところの方が面白そう

個人的に留学は日本人に人気のところ(メジャーな大都市)に行かないことをおススメします。現地の留学エージェントのオフィスには通いにくくなるかもしれませんが、それ以上のバックがあるでしょう。バンクーバーなんかはかなり日本人いるらしくて、日本語ばっかり聞こえてくることで有名です。海外にどっぷり浸りたい!という方はマイナーなところがいかがでしょうか?僕も次留学するならマイナーめなところがいいなぁと思います。それでも大都市って遊びには行きたいですよね。それであればトロントで言うとミシサガやハミルトン、ロンドンみたいな郊外都市(?)なんかが良いと思います。もちろん超田舎も楽しそうだと思いますよ!

現地で車を持っている友達を見つけよう

少し卑しい話になりますが、車を持っている友人が出来ることはかなり自分にとって有益です。実際に僕はトロントに渡ってから2週間もせずにドライブ好きなカナディアンと友達になり、様々なところに連れて行って貰うことができました(本気で運が良かった)。少し遠出をしたいな、マニアックなところに行きたいなと思ったときにどうしても車は必須、しかも現地の方の案内ありとかになると最高です。是非とも現地で車を持つドライブ好きな友達を見つけましょう。ちなみに現地でそういった友達を作ったほうが良いというのは、そのカナディアンのアドバイスです笑

◆留学をした理由、そして学んだこと

今回留学をした理由は主に「英語力をつけたかった」「海外で生活してみたかった」「世界中の人に会ってみたかった」の3つです。それぞれの理由に対して学んだことや感じたことがあったのでまとめます。

英語力はまだまだと痛感!

上記にも書いた通り1年足らずで英語力はがつんとは伸びませんでした。ずーっと英語漬けだったらびっくりするくらい伸びるかもしれませんが多分頭がパンクします。なのでやっぱり英語力は元々上げられるだけ上げて来るのがおススメ(理由も上記)。日本に帰ってからも勉強はしっかり続けなければといった感じです。しかし、なんとなく勉強の仕方はわかりました。それは本物の英語に触れ続けること。卓上だけでなく耳で色んな人の英語に触れてみること。これが大事なんだと思います。そのためにもまずは日本でも英語が話せる環境に突撃です。家では映画やゲームを英語版で楽しみたいと思います。映画などで学ぶのは本当におススメなので皆さんも試してみて下さい!最初は英語の字幕付きで見ると何言ってるかが確実にわかるので良いですよ!(僕もまだまだそのレベル)

1回海外で暮らすと、もうどこでも暮らせる気がする

初めての海外生活ってドキドキでいっぱいです。そしてかなりのことに驚くんですね。「スーパーのレジでかごの中身自分で全部出すのかー」「おいおいバスの運転手コーヒー買いに行ったよ!」「シャワーの止水栓引くんかい!」などなど私生活で日本目線からの突っ込みっていくらでも出来ちゃいます。とにかく毎日が「これどうするんだろう」の連続。周りの人を観察したり、もう誰かに聞いちゃったりします。とにかく日本の当たり前が通じないです。前にも書きましたが銀行口座への返金が消え去ってトレースしなきゃいけないとか意外と普通にあります。一回こういった環境に慣れるともうどこでもやっていける気になるんですね笑 日本の当たり前が通じない、この心構えさえあれば次の海外生活があっても戸惑うことってほとんどないなぁと思いました。

世界中の人は共通点だらけだった

カナダのトロントに来て、語学学校に入って、様々な人に出会って思ったことは、あぁ人間根本は同じか、ということでした。カナダ、中国、香港、韓国、台湾、ベトナム、フィリピン、ベルギー、スイス、フランス、オランダ、イタリア、ブラジル、ペルー、トルコ、メキシコ、コロンビア、インド、モンゴル、本当に色々な国籍の方々に会えたと思います。留学する前は外国人は自分の中でなんとなく宇宙人みたいな、お話の中だけにいる遠い存在でした。でも実際に会ってお話しして遊んでみて思ったことは、同じだな、という結論です。楽しければ笑うし、悲しければ悲しそうにするし、嫌だなぁと思ったら嫌だって言うし、なんら違いはありません、同じ人間です。もちろん文化の違いや性格や好き嫌いの傾向(ブラジル人は大体フレンドリー笑)みたいなものはありますが、拍子抜けするほどに同じ人間でした。個人間で交流ができると国同士の嫌な印象とかもどっかにいきます。中国とか怖いな、韓国とか日本嫌ってるんだろうなとか思っちゃうかもしれませんが、全くそんなことなく、もう普通に飲み友達です。国が違えば全部違うとか思いこんでた自分はなんだったのかと今は思います。今では言ってしまえば、住んでる県が違うレベルと同じ距離感の感覚で外国の方と接することができます。ここで書いてることをまとめると「共通点が見つかればぐっと距離は近くなる」ということです。これはコミュニケーションにおける根本的で一番重要なことなのではないかと思います。人と接するときは共通点から探してみると良いかもしれませんね。

質問や問い合わせ受け付けます!特にカナダ東部目指してる方は是非

思いついたベースでつらつらと書かせて頂きましたが、僕のカナダ、トロントへのワーキングホリデーでの社会人留学生活はこんな感じでした。何か思い出したら追記はしていくつもりですが、大体はこんな感じです。スーパー主観なので、ご参考程度に読んで頂ければ幸いです。最後に「会社勤め辞めて行く価値あった?」ここが気になる方がいらっしゃると思うので回答しましょう。「会社を辞めて留学する価値は大いにある」と思います。それが前向きな留学ならばなおさらです。自分が日本にいるだけでは中々知り得なかった、体験できなかった世界に飛び込め気付きや学びを得られたことは今後の僕の人生を変えてくれると思います。むしろ自分がこの体験を精一杯活かしていかなければなりませんね^^ そのためもし留学で悩んでる方がいたり、もっと話が聞きたい!と思った方、僕のブログにコメントなり、お問合せからお問合せしちゃってください!!特にカナダ東部目指している方、友達紹介できます笑 先程上げた車を運転することが好きなカナディアンは、留学生との交流が趣味(そのうちビジネスにしたい?)だったりするので、これから行きたい!という方はお得ですよw 一応僕の方で人物像を掴ませて頂いて、紹介しても良い方だなと思ったら喜んで紹介させて頂きます!! とにかく気軽な質問だけでも大丈夫です。返事は緩め(遅くなるかも)になりますが、僕なりの回答をさせて頂きたいと思います。これにて僕の留学ブログ「いざ、カナダへ ~社会人留学体験記~」のブログパートの更新を終えさせて頂きます!読んでくださってた方々、こんな駄文だらけのブログに付き合って頂き光栄です。読んでるよ~という話を小耳に挟むのはとてもうれしかったです。本当にありがとうございました!!ただ今お問合せ機能はメンテナンス中です・・・すみません・・・・・・